「けなす技術」と切込隊長@山本一郎

 このタイミングでエントリをあげるのはどうかと思うが書いてしまう。採用されるかどうかわからんがアマゾンにもレビューを投げたことであるし。

 まず、切込隊長@山本一郎氏の最新刊である、「けなす技術」はいい本であるということはまず述べておく。どこにでもあることを書いただけ、という意見もあるが、ブログ界隈から見た社会事象をわかりやすい文体でまとめあげた点は評価しておかねばならない。ある意味まとめサイトが評判を呼ぶのに似ている。逆に平易すぎて雑誌を読むが如く短時間で読み終えてしまうので金返せ、とつい言いそうになる位だ。

 しかし、曲がりなりにもこのような場で万人に勧めうるか、と考えた場合、それは現在の私にはできない。その理由をこれから述べる。

(5/18 追記:月は太陽の反射さんに判官贔屓の使い方が間違っている、との指摘を頂いてました。確かに不適切な用法であった面がありますので、訂正はします。しかし削除改変はせずに恥は恥として晒しておきます。某朝日新聞や某カリスマブロガーのようにしれっと削除して平気な顔はできないので)

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アフィリエイト・・・

 私がアマゾンと楽天のアフィリエイトを試しに導入してみてしばらく過ぎた。ええ、ほとんど飾りでありまっす。殆ど張らないのも理由のごく一部であるとは思うが。ただ、このアフィリエイトを、私は別の意味も込めて使っている。

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四月のブログ炎上は切込隊長ブログだったようだ

 只の零細一ブロガーに過ぎない私にはもう何がナニヤラ。
大体今になって話が持ち上がってくるところが不思議。
あれは絶対裏がある、と言うと陰謀論者になるのでパスね。
とはいえ賛同のコメンツばかり羅列されるのも私にはちと厭。
大いなる実検というには逆に局所的すぎると私は思うのだが。
中には悪魔の証明を理解せず持ち出す奴も出る体たらく。
私は言えるのは中の人である切込隊長@山本一郎氏も大変だなと。
今のとこそんだけ。
(5/1 11:25 追記:隊長のところにトラックバックを投げてみる。最近見ないので。)

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架空請求 キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!

 それは二十日ほど前、午後一時前。携帯が震えた。知らない番号が示されているのでとりあえず取る。

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ブログの更新が長い間されていない件について

 まことに申し訳ない。少々忙しくってですね。

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そろそろ花見の季節なわけだが

 大人の花見には酒が付き物であるが、花見のみならず、宴席で酒を無理強いする莫迦はどうにかならんものか。相手のことを考えてもいない上、酒というものを愚弄している行為と云えよう。全く以て許しがたい。

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私が例の家出娘捜索願いblogをスルーした理由

 類似案件と言えなくもない起業WEBの管理人さんに関する件では犯人見つけてプリーズお願いエントリをあげた訳だが、今回の家出娘を探してますblogに関しては一見してスルーを決めた。だって流動的な状況にも関わらずエモーショナル過ぎるんだもの。当該blogの中の人も、TB打った人も、そして一見した時の私の反応も。

 案件が決着した後だから云うと、blogに書かれてあった少女に関するディテール、特に小遣いが2〜3万持っていたのくだりで萎え。小学生に何大金持たしてる。iPod買えるぞゴルァ。文脈の前後から推察するに、そのときだけそのような額を所持していたわけではなかったようだ。んー、blogの文面も私のこの反応も感情的。

 と、云うものの、親御さんからすると理由は兎も角、心配で仕方がないのも理解できる。私には甥がいて、こいつがとても可愛かった(今はorz)のだが、幼少期にスーパーかデパートで連れて歩いている時にはぐれた。焦りました、超心配。探しまわる私は正に 必 死 だ な 状態。見つけた時に抱きしめて目頭が潤んだのは声を出していいたくない話だ。ましてこの場合では娘、気が気ではなかっただろう。

 そうした精神状況下の人に対し、その小遣いの量はどうよ、とかは言えないし、言うものではない。言った暁にはあのTBの量からして大炎上。お前は少女が家出して当然と思っているのか、或は見つかってほしくないのか、等のエモーショナルなコメントが飛んでくる希ガス。そんなことは言っていなくても。状況を一歩引いて分析するのも危なっかしいし。結果、心配です、早く見つかって下さいの意見のみとなる。「かわいそう(だから言うものではない)」に込められる「暗黙の了解」が他の意見を排除する構造とでもしておこうか。その空気を読んだ上でちょっとそれは、と思ったらスルーが吉になる。触らぬ神に祟りなし。

 だが、本案件は発端からして流動的、というかグレーな話であった。行方不明、というものの、穿って読むと家出のようであった。実際家出であったようだが、ご家族としてのバイアスがかかるのは仕方がないだろう。私だってその状況下では分からない。ただ反応したブロガーが一方向的な解釈をし過ぎた様な気がする。勿論全員がそうというわけではないのだろうが、総体として何だおまいらは、と感じる。他の取り上げようが無さげではあるが、扱うんだったらもう少し意見がばらけさせないかと。

 私が反応した起業WEBの管理人さんに関する件では状況は既に刑事事件となっており、犯人を検挙するための情報を募集していたため、そして舞台が私の良く知る、つか良くうろうろしていたので他人事にしきれなかったため、取り上げた。殺人事件の犯人検挙というのは、法治国家において遵守すべきものであろう。それでも私的には例外っぽかったので、こちらに書かずはてなに2005/03/31付けで書いておいた。TBも飛んでこなかったことから、それほど取り上げたブログが多かった訳では無いのだろう。

 本件は(当然ではあるが)感情的なエントリに「かわいそう」という否定しずらい感情で反応して増幅したのであろうが、それを(否定しているつもりは無いが)全肯定ではない感情で反応してしまったのに気付いた故、私は落ち着くまでスルーしていた。

 こんなことを、ある大学院生の日記さんでの力の入ったエントリ(その1その2)とコメンツを読んだので宴の過ぎた頃合いにエントリ化してみました。
 
 ところで、私のライブブックマークに入っている巡回先でこの娘探してますblogをリアルタイムにエントリで取り上げたブログは殆ど無かったんですが、あのぎょーさんあったTBはどちらの。プロ野球問題とかを熱心に取り上げているブログと被ってたりしませんか。或はニュースの全文コピペ&一言コメントでエントリにしているブログとか。

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My Anniversaries

 私がこのブログを昨年の三月末に開始し、一年が経ちました。大過無く、楽しく続けて来られたのも、オーディエンスの方々に依るものが殆どだと思います。この場を借りて、お礼申し上げます。また、先日私は誕生日を迎え、年齢も一つ増加しました。この際とばかりにお知らせしておきます。つきましては所感など。

○ ブログ開始の理由

 元々私がブログを始めたのは、週刊!木村剛に何か申し上げたいことがあるもコメント欄が無かったこと、そして以前からNiftyのアカウントを持っていたため追加出費無くはじめることができる、と逝った点からやってみることにしたわけです。その熱心に見ていた筈の木村さんのブログをいつの間にか見なくなっているのも、隔世の感がありますが。

 某匿名掲示板では書き込む前に半年ROMれなどといわれたりするのですが、拙ブログ開始当初も同様に、現在の頻度ほどではなくまたトラックバックを打ちまくるでもなくこっそりとやっていました。それがなぜ。まあいつからともなく現在の体となってたりするわけですが、今後も肩肘張ることなく続けていきたいと思いますので、オーディエンスの皆様、宜しくお願い致します。

○ コメントなど......

 某ミサイルブログで揉めたりしたコメントについてですが、今回は理屈ではなくて私の思いなどを少々。私はこうしてブログの中の人でありますが、それ以上に他の秀逸なブログの読者であり、時折コメンターであります。色々な所へ顔を出して書き込みをし、返事をしていただけるととても嬉しいわけで。自分がされて嬉しいことはやはり自分も実行したいな、と思ってます。ただ、私のレスポンスが遅いことがあるのは個人の資質に依るものですのでご了承頂きたく思います。

 そして、頂いたコメントに返事をする場合、ブログオーナーの方だったりすると、未読の場合は最近のエントリを読みにいったりしてから返事するようにしています。と言いますのも、コメントして下さった方のバックボーンがある程度分かる方がより的確かつより失礼のないコメントをできるのではないか、と考えておりまして。正直釈迦に説法をしてしまったらどうしよう、と脅えたりすることもあったり。

 ブログ等を持たれない方でも、HNでやっておられる方ですとどこかでお見かけしたりしますんで、気持ち的に同様にお返事ができますんで助かります。まあ他所でお見かけするえらい長文のコメントを書き込まれている方の場合はブログを持った方がいいんじゃないの、とは思ったりしますが、ブログを始めるのも心理的な障壁が結構あったりする、という意見も聞いたりしますんで正にひとそれぞれが決められることですが。要するに申し上げたいのは、私のブログはオールカマー何ですけれども、願わくばコテハンでお願いしますということです。

 ただ、ブログをやろうかどうか迷っておられる方がいらっしゃいましたら、一言だけ申させていただきたく存じます。実際は私の言葉ではなく、大学の恩師のことばですが、

やってごらん 飛べるから
 を。結構楽しいものですよ。

○ 休止されたブログ

 この三月に、二つのアルファクラスのブログが相次いで休止宣言を出されました。どちらもユニーク(=代替不可能)であり、かなり楽しみにしていたものとしては、寂しい限りです。

 一つは、standpoint1989さんの「小さな目で見る大きな世界」ですが、昨日アーカイブ保存しようと思って数日ぶりに逝ったら更地になってました。ログを保存し損ね、少々ブルーが入っているわけですが。説得力のある文章で、読む度に考えさせられる内容が多く、各エントリを何度も読み返すこともしばしばでした。最も印象に残っているのは「中道しかない」でしょうか。読後の印象としまして、うわあ、最も困難な選択をなされるとは眩しすぎるな、と感じたのを覚えております。半年後頃に再開されるとのことですので、私は楽しみにお待ちしております。再開された暁にはTBなどで教えていただければ、1げっと目指して見にいきたいと思っておりますがー。

 もう一つはむなぐるまさん。落ち着いた涼しさを感じさせるような、きれいな文章を書かれる方だな、と思っておりました。内容もじっくり考えさせられる内容がいくつも出てきまして、消化すらできているのか心もとないわけですが。中でも特に英語で発信すること、というのはむなぐるまさんの提起を読んで以来、折に触れて考えている課題の一つです。私の場合、本業においては英語で書かないとお話にならないわけですが、そことの折り合いなども答えの出ぬまま、今に至ります。願わくば喜ばしきサプライズとしてまたどこかで拝見することを楽しみにしつつー。

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そろそろ春ですか。

 路傍にスミレが咲いていた。

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特定の記者ブログ集団の巡回は欠かせない

 二十歳の頃だったか、今より少々生意気だった私は、ものを語る際に主語を抜いて語ることで多少は偉そうに見えるのではと勘違いしていた節があった。気持ち良く理想論を語ることができるのは何者にもかえがたかった。実際のところは単純に当事者意識からの視点が欠落していただけでして。いやお恥ずかしい。「で、お前はどうなん?」と聞かれると、それには答えず別の質問をし返して話をすり変えるなどというこすっからしい行為に励んでいたDTの私。色々と突っ込まれたりして思うところあり、暫くして私は、と一人称単数で語ることにして今に至るわけだが。

 そんことを頭に思い出しつつ巡回。相も変わらずだんどうさんのお言葉は香ばしい脳、でも放置、と思っていたらR30さんが痛快にパロってらっしゃる。禿ワラで和んでさらに巡回していたら別のところにも相変わらずのお方が。

 炎上済み記者ブログの一つ、署名で書く記者の「ニュース日記」:「公共性」で、小池さんは放送の公共性に絡めてこう綴る。

 放送だけでなく、新聞も公共性を持っているし、通信社も同じだ。共同通信は社団法人だから株主総会がなく、記事のチェック機能がないという指摘があったが、社団法人でも、社内にチェック機構はある。さらに、加盟社ひいては読者に常時チェックを受けていて、時には厳しい指摘もある。
 チェック機構があっても形骸化して機能していないのならば意味ないじゃん、つかそれこそ問題でしょ、と思うのは私だけか。厳しい指摘があってもその場しのぎでスルーだったら、何も変わらない。貴ブログもどれだけスルーしてきましたか。しかしそこは小池さん、そういう声には耳を貸さないことこそ共同通信クオリティ。続けてこう書かれる。
 そもそも営利を追求する株式会社でなく社団法人なのは、業務の公益性=公共性が認められているという意味だ。それがどれだけ内実化されているかが問われているのだが…。
 だがで止めなさんな。凄い勢いで脱毛、いや脱力してしまう。そこに続くはずである、あなた自信はどう考え、どうしたいのかを聞かせてもらいたい、そう私は思うのだが…。

 でもTBは打たんべ。


 注:ちなみに一人称複数形もあまり好みにあらず。私と、あと誰がいるの? 但し論文は別。複数形しかあり得ないんだもの。いつかはシングルで。

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