ドラえもん募金の行き先

 テレ朝が募集していたドラえもん募金のスマトラ沖大地震被災者支援が完了したらしい(via モナぽ@あびる祭り開催中)。まずはテレ朝のページをクリップ。

皆様から寄せられた善意の募金88,760,300円にテレビ朝日からの寄付金2,500,000円を加え、募金総額は91,260,300円となりました。
このうち59,000,000円については、既に寄付を済ませておりますが、
残りの32,260,300円を日本赤十字社に寄付することを決定、
2月17日に贈呈しました。
この結果、寄付先と金額は下記の通りとなりました。
AMDA  3,000,000円
日本ユニセフ協会 3,000,000円
日本赤十字社 82,260,300円
ピース・ウィンズ・ジャパン 3,000,000円
 あの、上の文と表があわないんですけど。上の分だと35%以上で、下の表だと3%になるわけですが???

 さておき私は日本赤十字社以外の寄付先に興味が湧く。日本ユニセフ協会は知っていたが、AMDAピース・ウィンズ・ジャパンとは何ぞや。特に大半の金額が寄付されたピース・ウィンズ・ジャパンが気になる。AMDAの概要はこれ

 1984年に設立し岡山県に本部を置くAMDAはアジア、アフリカ、中南米において戦争・自然災害・貧困等により社会的・経済的に恵まれず社会から取り残されている人々への医療救援と生活状態改善のための支援を実施している、NGO・国際医療ボランティア組織です。
 設立されてかれこれ20年以上絶つわけですな。成人を迎えたと云いましょうか。そしてピース・ウィンズ・ジャパンの概要はこちら
特定非営利活動法人ピース ウィンズ・ジャパン(PWJ)は、紛争や貧困などの脅威にさらされている人びとに対して支援活動を行うNGO (NonーGovernmental Organization = 非政府組織)です。日本に本部を置き、世界各地で活動しています。

PWJは1996年の設立以来、「必要な人びとに必要な支援を」をモットーにしています。民族、政治、宗教、信条にとらわれることなく、国境を?アえ、難民、国内避難民、災害被災者、また貧困に苦しむ人びとを支援しています。

 設立後10年ですか、若ぇ(日本ユニセフ協会は50周年、日本赤十字社は118年、博愛社も含めると128年)。

 大きな額の動いているピース・ウィンズ・ジャパンについて調べてみた。エルセラーン化粧品株式会社の社長さんである石橋勝さんが立ち上げたNPOですか、はあ。エルセラーン化粧品って、悪マニ@Google八分継続中のサーチで引っかかるんですけど、大丈夫なんすか。2002年には文春に突っ込まれているようだし。統括責任者の大西健丞さんはこんなことも書かれているし。ほんとかどうかは分からんが。

 テレ朝は、ユニセフや赤十字社のように周知の組織ではなく、こちらに投下した理由をある程度説明した方がええんではないかと思いますた。

 あと、スーダン・ダルフールやチベットにも支援の手を広げて頂きたいわけですが。

(17:30 追記 赤十字とピース・ウィンズ・ジャパンの金額が入れ替わっていたようだ。こちらの表示も訂正しておきます。)

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好きな話ではないのだが

 スキームとしてそういうのが存在することは知っておくべきだろうな。つーことでリンク&TB。

 隊長が木村ゴーちゃんを俺様キングダムクオリティで調理するぜシリーズ最新刊。

(12/12 参照先が一部削除されているため修正。まあ、個人の自由だが、削除するのは好みでないので)

 木村剛氏の出自が在日韓国人(南)らしい。金の流れが海を渡ってそうでややこしいね。久々に新井将敬氏の名も出てくる。あのときも限りなく怪しかったねえ。既に風化しているせいか、出自が忘れ去られつつあるようだ。まったく、全員が忘れ去ることが可能ならば。

 私は大阪の下町で育った。ま た 大 阪 か とか2chやそこかしこで絶賛されている土地だが、確かに人種差別と部落差別が禿しい罠。親父も半島系を嫌っていたし、特定地域は四つが、とか身ぶりを交え巷で囁かれていた。私の遠縁がかれこれ十数年前、彼女に押し切られてできちゃった結婚をしたのだが、その際、その女性に対して素行調査が行われた。聞こえはいいが出自を探ったわけだ。本籍地を聞きたがるやつもいる。大岡越前守も罪なことをしたものだな。

 さておき、表には出ない事情ながら、こうした差別があり、被差別者がそれに対するために手を組む、そして逆差別、あるいは更に弾圧、という構図が社会の中に存在して、利害と絡んで錯綜したことになっているのは知っていた方がいいと思うのですよ奥さん。その構図故成立する利権というのもあるようだ。

 あってはならない、無くした方がいい、と立派なお題目で無くなるほどだったらいいんだけどね。

*一部差別用語とされているものが混じっているかも知れないが、言葉を置き換えて差別が無くなると考えていないゆえ、使っていると捉えて頂きたい。

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Dark Side of the Moon

 抗生物質がHIV/Aidsによる死を半減させる、というBBCの記事があった。世界では毎日1300人の子供がHIV/Aidsでなくなっているという。

Antibiotic halves HIV/Aids deaths(BBC)
 これを食い止めるため、MRCはザンビアで抗生物質投与を毎日行った。結果としてこの試みは功を奏したという話。しかもこの方法は1日あたり数ペンスという低コストで行われるというところもすばらしい。投与を続けなくてはならないのが問題ではあるが。この抗生物質はco-trimoxazoleと呼ばれる、トリメトプリムとスルファメトキサゾールの合剤で、免疫力が低下した際の日和見感染を防ぐわけですな。

 この方法は世界に広げるべきだ、という結論。


 ここまでは、本エントリの枕。

 さて、こうしたことが全世界で行われるとすると、多くの罪無き子供が助かる。

 結果。罪無き子供は成長し、生殖年齢になり交尾し、結果人口が大増殖。激しく資源問題、凄まじく食糧問題へ突入。それはどうなのか、アスクレピオスに聞いてみたいところだ。

 有史以来の歴史をざらりと見ると、人口は増える一方だが、たまに落ち込む。疫病が蔓延した場合だ。ペストとか。戦争や民族弾圧では人口の減少はまず起こらない。その意味でも無駄極まりない(*)。生殖年齢に達する前に死去するのが効果的。リンク先の子供の写真を見ていると、助かればいいのにな、と思う。思うが。

 アフリカなど、日本にとってほとんど裏側の場所の場合はまだいい。きれいごとを逝っていられるから。お隣さんの場合、どうするか。例えば中国。タネの人数が多いだけに、ねずみ算の原理で増えるときは一瞬だ。土地と資源は限られているのだよ。

 現実的な話として北朝鮮。崩壊すると難民が大挙してやってくることもあり得る。崩壊が急であればあるほど、その可能性が前倒しになる。だからそれはゆっくりとしてくれ。そこら辺の世界情勢的な分析はここここに書き尽くされているので別の面からの示唆をしておく。その前に、難民さん、ようこそ、取り敢えずオールカマー!、と言えるほど私の心は広くは無いことだけはコメントしておこう。

 伝染病の上陸、最右翼としてBird flu。具体的にはトリインフルエンザの類の大陸、半島への上陸。これは後になるほど可能性は高まる。その際は日本も免れ得ないが、一点、子供と老人が無くなりやすい。これは単純に体力の有無の反映。従って餓えている連中は耐性が低い。ある種のフィルタリングとなるわけだ。後ワクチン。どうしても人数分確保できない場合、日本人を優先するのは仕方が無い。オカラさんとかお遍路さんとか何かわめきそうだが、これは本当に仕方が無いわけだ。君たちの身内の分だけでも送ってやってくれたまえ。今年アメリカでワクチンが不足していることを大々的に訴えているが、本当のところはどうだろう。対外的に出さない為の過少申告もあるかもね、と勘ぐっている。余れば捨ててしまえばいいわけだしな。

 しかし疫病でこの情勢乗り切ったらまさに神風だなヲイ。
 

*人口調節の特異例は江戸時代の日本なんだが。あれを取り入れれば資源問題にも効果的だと思うがね。

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