四月のブログ炎上は切込隊長ブログだったようだ
大体今になって話が持ち上がってくるところが不思議。
あれは絶対裏がある、と言うと陰謀論者になるのでパスね。
とはいえ賛同のコメンツばかり羅列されるのも私にはちと厭。
大いなる実検というには逆に局所的すぎると私は思うのだが。
中には悪魔の証明を理解せず持ち出す奴も出る体たらく。
私は言えるのは中の人である切込隊長@山本一郎氏も大変だなと。
有言実行
オペラCEO、水泳による大西洋横断に挑戦--Opera 8の100万ダウンロード達成で(CNET Japan)つかノルウェーからアメリカを泳いでって。それではしんでしまいます。
自分の水泳能力や健康状態などは度外視して、場を盛り上げようという情熱から先日のような公約をしてしまった。しかし、公約の実現に向け、私は全力を尽くすつもりだTetzchnerさん、格好良すぎます。イメージ戦略としては最高、ではあるが、体の張り方も尋常ではないと思うのだが。
でも面白いから無茶の手前で続けてくれ。
疾走を続ける朝日新聞
今度もパクリの擁護ですか。モナぽ@「うわの空」で行こうより。
オレンジレンジの元ネタ議論:独自性をどこに感じるか(朝日:ネットに記載なし?)
まあねぇ、記事のためなら珊瑚を弄り、海賊版ソフト購入を推奨してみたり、さくさく記事を改変したり、五千万ほど金もらってつい報告し忘れたりするお茶目な新聞社だから今更だけどさ。
トラウマが甦る
前のエントリに対して、「酒に飲まれるやつばかり」というトラックバックを頂いたので早速読みに逝く。そこで、ダメ東大女子の備忘録のこのエントリがリンクしてあったので踏んでみる。読んでみる......うわこえぇ。何が恐いかといって、
そろそろ花見の季節なわけだが
大人の花見には酒が付き物であるが、花見のみならず、宴席で酒を無理強いする莫迦はどうにかならんものか。相手のことを考えてもいない上、酒というものを愚弄している行為と云えよう。全く以て許しがたい。
なんだ
ectoで書けばベーシックプランでも続きを読む......が使えるじゃあないか。version 2.0にしてやっと分かる私ってorz
テンプレートの編集もできるっぽいけど、崩れるのやだし、現状に不満もないので弄らず。
ことえりがおかしい
はじめに入力すると正しく変換されるのですが、何か時間がかかるともう変換されなくなってしまいます。今は大丈夫なんだですが、候補パレットを表示するとおかしくなる模様。
(3:06 追記:トラブルニュースを参考にして、LearningDictionary.dictというファイルをデリったら復旧しました。どうもお騒がせしました。)
前にもらったTBを思い出して反応してみるブログ
プロフィール欄にも書いておりますように、拙ブログにおきましては、コメンツ、トラックバック共に大歓迎でございます。頂いたコメンツにはなるたけ早く返事をするように心掛けていますし、頂いたTBは漏れなく見に逝かせてもらってたりします。さて、本エントリは、頂いたTBの一つに対して反応してみるものであります。頂いたTBはこれ。ちょい前にバナナの件を再度エントリにしたので思い出しました。
フィリピン バナナ @(海外旅行(フィリピン紀行))さん
フィリピン本場のバナナ紹介記事のようです。なるほど、本場のはおいしいようですね、と思うわけですが。これが私のどのエントリに飛んできたかというと、
まあ、私がバナナアレルギーで食べると気分が悪くなって数時間動けなくなる、とのことをバナナがアレルギー食品表示されるようになることに絡めてエントリにした次第ですが。最新でもないこのエントリにわざわざTBしてこられた意味を考えてみましたた。よもや記事を読まずにTBを打つなどというTBスパムともとられかねない行為をされるとは私は思いたく無いので、その可能性は排除で。
本場のバナナをぜひ行って食べてみろ、ということでしょうか。そんなご無体な。私は別にバナナを嫌いなわけでは無いのです。寧ろ好きでした。バナナの入ったミックスジュースを飲むのは、幼少期の私の楽しみのひとつでもあった位です。ただ、アレルギー体質が発動して食べたくても食べると苦しむ訳で。たとえ美味しくても、その後の苦しみを思えば口をつける勇気は私にはありません。ホント辛いんで。
これは私の推量ですので、お返事頂ければ幸いです。お答え頂けるのでしたら、折角ですのでTBでしていただけるようお願いします。コメント欄は閉じておきますので。
私が例の家出娘捜索願いblogをスルーした理由
類似案件と言えなくもない起業WEBの管理人さんに関する件では犯人見つけてプリーズお願いエントリをあげた訳だが、今回の家出娘を探してますblogに関しては一見してスルーを決めた。だって流動的な状況にも関わらずエモーショナル過ぎるんだもの。当該blogの中の人も、TB打った人も、そして一見した時の私の反応も。
案件が決着した後だから云うと、blogに書かれてあった少女に関するディテール、特に小遣いが2〜3万持っていたのくだりで萎え。小学生に何大金持たしてる。iPod買えるぞゴルァ。文脈の前後から推察するに、そのときだけそのような額を所持していたわけではなかったようだ。んー、blogの文面も私のこの反応も感情的。
と、云うものの、親御さんからすると理由は兎も角、心配で仕方がないのも理解できる。私には甥がいて、こいつがとても可愛かった(今はorz)のだが、幼少期にスーパーかデパートで連れて歩いている時にはぐれた。焦りました、超心配。探しまわる私は正に 必 死 だ な 状態。見つけた時に抱きしめて目頭が潤んだのは声を出していいたくない話だ。ましてこの場合では娘、気が気ではなかっただろう。
そうした精神状況下の人に対し、その小遣いの量はどうよ、とかは言えないし、言うものではない。言った暁にはあのTBの量からして大炎上。お前は少女が家出して当然と思っているのか、或は見つかってほしくないのか、等のエモーショナルなコメントが飛んでくる希ガス。そんなことは言っていなくても。状況を一歩引いて分析するのも危なっかしいし。結果、心配です、早く見つかって下さいの意見のみとなる。「かわいそう(だから言うものではない)」に込められる「暗黙の了解」が他の意見を排除する構造とでもしておこうか。その空気を読んだ上でちょっとそれは、と思ったらスルーが吉になる。触らぬ神に祟りなし。
だが、本案件は発端からして流動的、というかグレーな話であった。行方不明、というものの、穿って読むと家出のようであった。実際家出であったようだが、ご家族としてのバイアスがかかるのは仕方がないだろう。私だってその状況下では分からない。ただ反応したブロガーが一方向的な解釈をし過ぎた様な気がする。勿論全員がそうというわけではないのだろうが、総体として何だおまいらは、と感じる。他の取り上げようが無さげではあるが、扱うんだったらもう少し意見がばらけさせないかと。
私が反応した起業WEBの管理人さんに関する件では状況は既に刑事事件となっており、犯人を検挙するための情報を募集していたため、そして舞台が私の良く知る、つか良くうろうろしていたので他人事にしきれなかったため、取り上げた。殺人事件の犯人検挙というのは、法治国家において遵守すべきものであろう。それでも私的には例外っぽかったので、こちらに書かずはてなに2005/03/31付けで書いておいた。TBも飛んでこなかったことから、それほど取り上げたブログが多かった訳では無いのだろう。
本件は(当然ではあるが)感情的なエントリに「かわいそう」という否定しずらい感情で反応して増幅したのであろうが、それを(否定しているつもりは無いが)全肯定ではない感情で反応してしまったのに気付いた故、私は落ち着くまでスルーしていた。
こんなことを、ある大学院生の日記さんでの力の入ったエントリ(その1、その2)とコメンツを読んだので宴の過ぎた頃合いにエントリ化してみました。
ところで、私のライブブックマークに入っている巡回先でこの娘探してますblogをリアルタイムにエントリで取り上げたブログは殆ど無かったんですが、あのぎょーさんあったTBはどちらの。プロ野球問題とかを熱心に取り上げているブログと被ってたりしませんか。或はニュースの全文コピペ&一言コメントでエントリにしているブログとか。
熟したバナナは免疫力UPだと
この私に対して喧嘩を売っているのかと、小一時間問いつめたくなる記事である。読賣め。よろしい、ならば応戦だ。
見た目は多少悪くても、よく熟したバナナの方が免疫力を高める効果が大きいことが、帝京大薬学部の山崎正利教授らの実験でわかった。そうですか。どちらに報告されましたか。論文等、公開書物では見当たりませんでしたが。典拠を示せ、頼むから。
山崎教授らはこれまで、バナナが果物の中でも特に免疫力を高める効果が高いことを明らかにしているが、今回は熟成の度合いと免疫力の関係を調べた。明らかときたか。私のサーチ結果からはバナナに関する教授の報告は無かったですが。研究中なのは分かるんだが、明らかといわれるとどうよ。どうも飛ばし記事くさい。読賣はそっち関連が弱いんだから、もう少し裏をとって、ソースを示すことができる記事を選んで書いた方が良いと思われ。
即ち、現段階では、科学的根拠には乏しい、といえよう。あるような印象だね、とは感じるがそれ以上ではない。
さて、大雑把にいって、サイエンス関連の報告の信頼性は、以下の順である。
学術論文 > 学会発表 > 本記事のようなどこか分からん発表
学術論文だから正確、というわけでは無い。但し、論文として発表されるまでに多数の人の目によるチェックがなされている故に情報に対する精度が増しているという話である。なんたら学会の発行する学会雑誌の中にはそこがいい加減なものがあったりするわけだが。はっはっは。
学会発表などは、大抵の場合、応募すれば採用され、発表となるため、内容はピンキリである。大学紀要も論文の体を成しているが、ここに入れて問題のないのが国内に於いては殆どだと思う。
ついでに。あるある大事典で「2. 第三次バナナ革命への道 免疫力アップ健康パワーとは? 」ってのがあったらしいが、元ネタとされる引用が妙に感じた。
「白血球の数が増えると、ウイルスや細菌への攻撃力が高まる。」あの、大学病院でもないのに、どうして教授なんですか。かーなり不思議。この先生、NTV出演時では院長先生なんですけど。あるあるはこれを元に番組を組み立てたようだが。
(吉川中央総合病院 消化器外科 / 水谷 剛 教授)
うーん、よく分からないね。
大阪、独立
アジアの友情 大阪民国設立に寄せて(フーコー計)
歴史にはターニングポイントと呼ばれる、大いなる転換点が存在する。2005年4月1日という日が、後のアジア史、いや世界史においてそう評価されるのではあるまいか。
2005年4月1日、大阪府を母体として独立国家である大阪民国が建国された。政令指定都市である大阪市を中心にする土地ではあるが、近年、財政の逼迫が看過すべからざる状態を迎え、各種対策が練られるも、焼け石に水の状態であった。また、治安の悪化も民衆の不安に拍車をかけ、一触即発の状態を迎えていた。
ここに在阪の資産家である池田氏(遊戯場経営)を中心とした複数の市民団体が後見人となり、大阪府を日本より独立させるという妙手に出られたわけだ。全く持って英断と呼ぶほかはない。実際、辻本清美氏なども、いち早く賛同の意を示したのみならず参画されるとも聞いている。中国と韓国がすぐさま公式に歓迎したように近隣諸国の反応もおおむね好意的だ。
理解していない読者が居るかもしれないのでお節介ながら述べておくと、これはクーデター(革命)ではない。徳のあるものへ穏健に受け渡される、いわば禅譲というものに相当する。この新国家の全体像については本紙で詳細に語られているので、私はその中よりいくつか、特に評価すべきところをここで述べようと思う。
○ 国家の理念
民衆の為の国家として設立された大阪民国は、不当な差別による弱者の弾圧に対し、厳しく応対していく。人権意識に欠ける言動をする個人・集団に対する教育を行う指導部局が設立されたのも大きい。これは警察の一部署として存在することからも、実行力が期待できる。もちろん旧態然とした警察であるなら逆の効果をもたらしてしまうわけだが、後述の理由により、そのようなことは起き得ないと思う。
○ 官僚組織の監視機構
近年公務員のモラルの低下が謳われて久しい。大阪府および大阪市においても、民衆から見れば不当ともいえる額の所得を受け取っていた。大阪民国政府は上記の市民団体に監視を頼み、不当な部分を見つけた場合押収し、うち半額を政府、残りを市民団体が取得できることにより実効性をもたらした。今後の公務員の浄化に期待して良いと思う。また、警察も腐敗が深刻な象徴ではあったが、ここには監視を置くのみならず池田氏と市民団体の承認を受けた人材を各部署に配置し、外部と内部からのシナジーによる迅速な体制の改善を進める。なので、指導部局の存在が第二次大戦前の特高の様になることはあり得ない。
○ アジア諸国に対するビザの完全撤廃
私たちの友人国である中国、韓国、北朝鮮からの旅行者が煩瑣な手続きにとらわれぬようの配慮だ。治安の悪化を訴える声も上がったが、同胞ともいえる彼等を信じることこそ民間外交の基本といえよう。
○ 外交政策
日本のみならずアジア諸国に対し不当な圧力をかけ続ける米国に対し、言うべきことを発言していく。同様に、圧力に尻尾を振る小泉総理にも、友人国と歩調を合わせ、粘り強く説得する。小泉総理も、真実を見つめる目を養い、我々の声にもっと耳を貸すべきだ。また、友人国に対しては、相手の意向を最大限汲み取るように心掛ける外交という姿勢も一貫している。
○ 軍事力の完全放棄
自衛隊を完全解体し、代わりに中国と韓国より軍隊を招いて大阪民国を守って頂こうという逆転の発想。現在の自衛隊の民国駐留分は指揮権を上記軍に委ねることにした決断も好ましい。日本国にこのアイデアを取り入れる度量の広さがあれば。
○ 財政の健全化
累積赤字は日本国政府からの不当な搾取によるものが大きいのだが、新通貨4(ヨォン、と呼ぶ)を発行し、日本国からの負債分はそれにて支払うことで3年以内の完済を目指す。また現職の公務員の給料を在阪企業の平均値に並ばせるとともに人数を段階的に削減し、5年以内に1/3程度に持っていく。
しかしこの大いなる全身に戸惑う民衆もいる。私が昼過ぎにテープ起こしを手伝った番組からの一節を紹介したい。
大阪が独立したことについて、リスナーのみなさんからの喜びを伝えるFaxが多数、寄せられています。まずは鶴橋にお住まいの新井モハメドさんから。「私たちの時代がやってきました! これで私も着物を着て、大手を振って歩くことができます!」なるほど。やはり独立を歓迎されているようですね。もう一つ、取り上げてみましょう。生野にお住まいの月成治朗さん、「夢のようです。夢というものは朝になれば覚めますが、僕の夢は死ぬまで覚めそうにありません。」おや、この人はよくわかっていらっしゃらないのでしょうか。とりあえず落ち着いて下さいね。後者の方が正しく理解していただけるよう、この放送の後、指導部がこの方の家へ向かったという。早速の仕事ではあるが、指導部の働きに期待したい。
ここまで賛同できる点を並べてきたが、勿論注文したい面もある。日本との関係だ。地続きである故か、どうも遠慮しているように思われる。民族的には被る面もあるわけなのだから、もっと強く出てもいいと思う。むしろ大阪民国の国家理念が日本全土に広まることこそ、過去の植民地支配という大罪を償い、隣人たちとの友好的な関係を構築する為に必要なのだ。
新たな時代へといち早く突入した大阪民国に日本国も見習うという策はないものか。いやいや、そんな芸当のできる国でなし、だからこれは日本国としては夢想に過ぎないのである。
若ウ呂 啓文(論説主幹)