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朝日新聞社が全社一丸体制に見える件

 直近の記者ブログ炎上祭りの際に、当該ブログの中の人が朝日新聞社員であるということがどこぞから湧き出てきて示された。匿名にも関わらず所属組織を必死にアシストする点が某ゲートキーパーさんを彷佛とさせ、その愛社精神に私は思わず落涙し、枕を濡らしたものではあるが。

 朝日新聞関連の記事を俯瞰して私は不思議に思うのだよ、朝日新聞と言う池の水面から顔を出す人がことごとく朝日マンセーであることに。記者ブログの中の人も匿名でまで支持しないでもと。

 どうもそう考えるのは私だけではないようだ。id:Soredaさんもこう述べられている。

 それが朝日の本質をあらわすか否かは、まぁもっと突っ込まないとわからないと思うが、多くの人、ことに当該団体の記者と関わった人々が、俺にもこういう話がありますよ、を披瀝し、かつ、過去にあった事柄(サンゴ、教科書、など)から見ても、これって体質ですか、というある種の結論めいたものが表面化していることも嘘ではない。
 でしょでしょ、そう見えますよね。

 ところが、と云うか当たり前なのだが、社員全員がそちらを向いているわけではない。そこまで全体主義だとちょっとしたホラーだ。私の知人が朝日新聞社に勤めているのだが、そいつは全くマンセーでない(笑)。少々社外秘のことを話してくれたりもするわけで。ほう、年に数人自殺者が出るとですか。それで病死と発表されるとですか。流石朝日ですね。まあ、これは話半分で流されたし。

 このような声があまり聞こえてこないのと対照的に、珊瑚など、愛社精神溢れる行動をされる方はちらほらと顔を出す。この愛社精神が他の新聞社に比べ、強すぎる感がある。毎日は迷走しているし、読賣と産経はそれを表に出してこない。

 これは想像の域だが、上層部は宗教化していないか。主義に賛同する社員のみ出世或は表に出られるとか。どのような組織でも出世していくにはシステムに恭順の意をそれなりに示す必要があると思うが、それが厳しいようだ。天声人語が大学入試でよく使われるなど、社内ではわれらこそ知性の拠り所、との意識というかプライドが他社に比べ強固なのだろう。実情はさておき。

 実際に天声人語の評価が高かった時期(この頃朝日がトップペーパー)には、その意識=社会からの評価であったと思うのだが、その意識を成り立たせている知性が惰性化したのかよく分からないが、社会からの評価がじわりじわりと落ち込んでいった。しかしプライドと云うものはなかなか崩せないもので、社会の評価にあわせて意識を変えるべきであった所を、逆に社会を啓蒙するいう選択をした。何しろ知性の拠り所ですから。間違っているのを糾すべき場所が間違っている訳は無いですし。

 他紙は、部数上昇の為、商業主義を取り入れたため、然程意識と社会の評価の乖離が激しくなかったのではないか。故に、プライドを頑に維持する努力を払う必要が無かったのだろう。まずは売れてこそ。読賣など典型的だろう。

 トップペーパーにして知性の拠り所というプライドを保つため、主義に異を唱えるものは遠ざけ、結果賛同するもののみを選抜するようになって今に至る。普通の家庭では新聞は一紙のみしかとらない為、そのプライドと社会の評価との乖離は表面化すること無くやって来れたわけだが、ネット上などのように、他紙と比較可能な状況下ではそのずれが目立つようになってきた、というところか。

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