« 酒の苦手な人へ薦めたい酒 | Main | ザッツ エンターテインメント »

チャンスは失われた

 はんなりご無体な言いがかりをつけられますなあ、昔も今も。読売から。

韓国政府は20日、1974年の在日韓国人による朴正熙(パク・チョンヒ)大統領狙撃事件「文世光(ムン・セグァン)事件」に関する外交文書を公開した。
 日本で、在日(総連=北朝鮮系)が、韓国人を撃ったと。君たちは人の国で何やらかしてますか。それで何故反日感情へ誘導するかね。国交断絶も検討? 惜しい。

 ところで、何ですかこの言い分は。

「韓国人が日本で天皇や総理を狙撃したらどうするのか。我々は日本を友好国と見なすことは出来ないではないか」
 えー、全然違う話にすりかわってるんですが。何故日本で暴れること前提ですか。しかもお舞らが狙撃する話で見なすも見なさないもなかろう、それを言うとすればこちら側だ。対話を続ける意志がないと見なす。

|

« 酒の苦手な人へ薦めたい酒 | Main | ザッツ エンターテインメント »

Comments

上記趣旨とは完全に離れますが。

韓国のナショナリズムが、北の軍事的脅威が劇的に低下していることにより、一時的に吹き上がっているだけで、もし中国が38度線まで領土を拡大してきた場合、また風向きが変わってくることはあるかも知れないなと思っています。韓国も両面作戦は取れないのではないかと。

中央日報では、津波は不沈空母の日本列島が防いでくれるのでラッキーみたいな失礼なことを社説で書いてくれてましたが、38度線まで拡大した中国のことを考えると、やはりそのうち歩み寄ってこざるを得ないだろうし、その際こちらも津波はこちらで防ぐから、中国はよろしくと生暖かく握手しかえすという麗しき関係となるのでしょうか。どうでもいいですかそうですか。

Posted by: hiroshi-emon | January 20, 2005 04:52 PM

麗しき関係、何よりです。それもいいやな、と思わせる記事が本日の大石英二さんのエントリにありました。
http://eiji.txt-nifty.com/diary/2005/01/post_18.html
そういう考え方もありと思います。

Posted by: Giraud | January 20, 2005 05:35 PM

中国様が38度線まで来たら、かの国は諸手をあげて、いや額を地面にこすりつけて属国になるでしょう。また、独立門(どうやら日本からの独立を記念して立てられたと思っているらしいが)を壊して迎恩門を再びつくったら笑える。

Posted by: night_in_tunisia | January 20, 2005 08:13 PM

儒教に倣い、叩頭の礼を見せて頂けるかもですな。なんとも奥ゆかしい。
今日の自分は昨日までの自分と全く違うもの♪とか思える行動をとりそうな。こちらとしては、笑えれば良し。

Posted by: Giraud | January 20, 2005 09:35 PM

反論とかそういうのではないですが。

当時、対米独自外交を進め中共寄りだった日本が総連に対して見て見ぬ振りをしていたわけで、韓国が北(北朝鮮と中共)と南(日本)から挟まれてはかなわんと、逆に韓・米で日本を挟み撃ちしようとしたのは、地政学的なオセロゲームとしてわからんでもないのです。

まあ、その辺はご承知の上でのエントリーだと思いますが、とりあえず。

Posted by: hiroshi-emon | January 21, 2005 05:16 PM

国家としては、それも一枚のカードですよね。

ディプロマシーじゃないですが、私が韓国というプレイヤーだったら、同じ方策をとるかもしれないです。もうちょっと負けないように練り込んでから絡むと思いますが。

Posted by: giraud | January 21, 2005 08:41 PM

The comments to this entry are closed.

TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference チャンスは失われた:

» 国益なんて論じるタマではないが [オナカン]
3月14日の「極東ブログ」で、「日韓の友好は冷静に考えればありえないだろう」という気になるエントリー。このあたりを論じるタマではないし、そういうブログでもないの... [Read More]

Tracked on March 16, 2005 05:44 PM

« 酒の苦手な人へ薦めたい酒 | Main | ザッツ エンターテインメント »