仲良きことは
なんでこんなのが記事を飾るんじゃい。
女子学生の厳し〜い目 卒論「男の値打ち 女の目」まとめる−−大阪国際大 /大阪
(毎日新聞)
女子学生は、いま時の男子学生をどう見ているのか? 大阪国際大学人間科学部(守口市)の心理コミュニケーション学科の12人が、女子学生を対象にしたアンケートを、「男の値打ち 女の目」と題した卒業論文にまとめた。結果は、「幼児的、無責任」など、どうも評判はよろしくない。【梶川伸】だそうが、そら大阪のおばはん予備軍に聞いたらそりゃあキッツイことになる罠。二十歳前後と逝っても、栴檀は双葉よりといいますか三つ子の魂百までといいますか。
一読して思ったのだが、どうして同じアンケートを男子学生にもさせて、その認識の差異を拾わない。できれば「男子学生は、いま時の女子学生をどう見ているのか?」も同様にすればもう少しましなアンケートになったのにな。
たとえ卒論であっても、折角12人掛かりという大仕事になっとるわけだから、それなりに体裁を整えておけばな、と思ったわけだ。
にもかかわらず、落ちで、担当教授はこう書いている。
宮本教授は「男子学生は幼いという印象を持っていたが、やはりそうか。他人を理解しない、主体性がないなど、大人になりきれていない。危機には違いないが、学生自身が危機感を持っているところに救いがある」と分析している。ベタ。やはりそうか、じゃ薙いだろう。もう少し実のあるコメントを頼む。
なんだかな、と思った私はぐぐったさ。おお、担当教授、元毎日新聞編集委員じゃないですか、成る程。
職場を共有した先輩と後輩の美談が隠れた主題であった訳ですな。いや、美しき哉。
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