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レフトの生成源に関する雑感

 私のことをウヨだと思っとる方もいるやも知れませんが、さてそれはどうだろうかと。

 私は只只、レフトが大嫌いなだけでございます。

 つーことで、本エントリは、巷に転がるレフトの出身学部を部分的にブラウズしてきた感想を少しだけ。

 端的に言えば、成立し得ない理想を追い求め、地に足の着いてない将来を見据えた考えの方がレフトに成られやすいと思っている。懐疑心の欠落したピュアな心をお持ちの人、というのも付け加えておこうか。

 例を少々。まず出身学部である理学部。私は生物学科を出とる訳ですが、ある頻度で転がってました。エコな方が特に。おかしいな、私もクジラを愛するエコロジストなのに。最近ではそれに加えて生命倫理とか命の重さとか人の尊厳とかをキーワードにするのがトレンド。物理学科は理論系に転ぶ方が多かったようで。数学科の純粋数学系が転びやすいのと同じように、脳内の理想の世界で絵を描く、という作業と親和性が高いのだろう。イデアはこの世に存在しないのに。逆に応用物理や工学部は現実ありきで行く故に落ちにくいような。地学、環境とかで逝っちまうようだ。

 医学部と歯学部。レフトに成っちまうとゼニが逃げていく故に少ないか。

 経済学部も現実ありきだからあまり転びにくいような。デムパ経済理論に逝くのは別だしな。法学部、理想化し過ぎると転びやすいかな?よく分からん。文学部?人生いろいろ。

 いやうらやましく思う面もあるのだよ、自分の正しさに疑念を挟まないところとか。

17:33 追記:農学部を忘れていた。無くなってしまえ、と思っているせいか脳内から消えていた。ピュアな心の方が多い割には意外とレフトは少ない。形式主義が勝っているようだ。はっはー。

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Comments

勝手な印象だけど数学者にはレフトとおぼしき人が多い。日本の場合経済学者も心情的左派は多い。モロに左派に転じてしまったのは数学科出身の経済学者でノーベル賞候補とも言われる宇沢弘文大先生。アメリカで教えている時にベトナム戦争ムーブメントが起こり転向してしまったらしい。

Posted by: night_in_tunisia | December 02, 2004 11:00 PM

あ、やっぱり。

Posted by: Giraud | December 03, 2004 02:04 AM

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