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困ります、プルシナーさん

 間違ってはいないけどさ。

 あなたが「BSEは全頭検査」を主張するのは個人の意見だからよしとして。

 こちらのようなご意見も出てしまうし。

BSEは全頭検査をすべきだそうです。
すっごい偉いアメリカの大教授がそう言っているそうです
「科学的に」という言葉に弱い人も、これで全頭検査が必要だと納得してくれるでしょうか。

全頭検査が非科学的という理由で、なし崩し的にアメリカからの輸入を再開するのならば、それは、科学的な理由ではなく、政治的な理由からだということですね。
これは、みんながちゃんと理解しておくべきだと思います。

 エロい人偉い人が言ったから云々、と言うのは全く、科学的な理由では無くて政治的な理由だということね。結論が正しいから過程は問わないというのは頂けないね。

 確かに、こちらにあるように、

A君:もう一度確認しますと、「20ヶ月以下の牛のBSEは検査では検出できない」、のであって、「20ヶ月以下の牛はBSEの危険性はない」、のではない。

 のが、感度の高いCDI法を使えば、検出可能になるかもしれない。で、このCDI法を知らんと片手落ちになるどころか片輪なのですこしサーチ。構造依存免疫検査法(conformation-dependent immunoassay)と呼ぶそうで、現在行われている方法に比べ、30から100倍の感度で検出できると。30倍ですか。本当だったらええんでないの。検出感度が上がったこと≠20ヶ月以下の牛のBSEを検出できる、だけどさ。CDIについてはこことかと文献(その1その2)、英語だけど。コストも計算して結論を出すように。

 ちなみにプルシナーさんの議事録はこちらでゲッツ。

(追記 12/14)コストに関する詳しい記述のなされているところをonakanさんに教えて頂いた。こちらへ
あと、ついでに私の過去エントリも示しておく。B・S・E! B・S・E!

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Comments

ざっくりとした全頭検査にかかるコストについては
http://d.hatena.ne.jp/hideee/20041025
に分かりやすい説明あり。

ちなみに、プルシナー博士がCDI法を開発している会社と経済的利害関係があることは、博士自身が認めているらしいです。

Posted by: onakan | December 10, 2004 at 07:59 PM

あ、どうもです。早速見ました。
しばらくあとで付記として書き足します。

Posted by: Giraud | December 10, 2004 at 08:28 PM

>すっごい偉いアメリカの大教授がそう言っているそうです。
皮肉を込めて、こう書いたつもりでした。
ちゃんと伝わらなかったとしたら、申し訳ないです。
大学の教授はいっぱい知り合いもいますし、教授が偉人でも、仙人でも、スーパーマンでもないことはよく理解しています。
なので、僕は「すっごい偉いアメリカの大教授」が何を言おうが、それを根拠にすることはないですよ。

Posted by: シュトウマコト | December 11, 2004 at 12:38 PM

シュトウマコトさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。

そういう文脈でしたか。読み取れなくて、こちらこそ申し訳ない。

Posted by: Giraud | December 11, 2004 at 12:49 PM

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