フォローアップ:現行Google PageRankとの差異
昨日のエントリに関して、早速コメントを頂いた。山口さん、ありがとうございます。
これって、GoogleのPageRank機能そのものなのでは?とのことですが、コメントを書くと長くなりそう&他にも同じように思われた方もいるような気がするので新たなエントリでフォローアップ。
うーん、そのもの、と言われると困ってしまう。違う、と言い切れないのは、そもそもの発想がPageRank、そしてそれを実装しているGoogleなら可能じゃないか、と思ったことに由来するので。実際前のエントリの内容はGoogle Japanへ送ろうとしたものの、止めた内容のリライトなんだな。
まずは現時点でのブログレーティングに関するPageRankの問題点をあげてみたい。1)トラックバックをカウントしている、2)PageRankが実質6段階、3)各ブログのカテゴリ分けレーティングは全くされていない、4)Rankが半ば静的、等である。以下に私の考える対策を述べる。
1)だが、メジャーブログやメジャーサイトへ上手くトラックバックをかけると、Rankは上がっていくわけだな。拙ブログがPageRank 3というのはどうよ。何かやらかした気分だが。一応私は本文中にリンクしたブログ中心にトラックバックを打つことにしている筈なんですけど。さておき、いわば強制被リンクと逝った風で、ランク以外にも物議を醸している。これはレーティングする場合だと、サイトの解析精度を上げればある程度解決できると考えたので、
Googleの類ならば、本文とトラックバックとは区別できるだろう。と書いておいた。さらにトラックバック Pingを管理することができれば、それによって生成されるリンクを動的に無視することも可能だと思う。それがGoogle Newsのトラックバックセンター化のアイデアに含まれている。
2)だが、パワーブログの幾つかをブラウズしても最大5である。Rankは0からだから6段階というわけだが、そのランクでブログをソートしたサイトはありますか。Rank 5で幾つあるんだいったい。インパクトファクターは0から30位まであって、小数点第3位くらいまでは表示されますが。それはまあもう少し詳しくして欲しいというだけに留めて、、3)のカテゴリごとレーティングというものが前エントリの導入で書いたように必要だと思うわけだ。それらの対応策を後半で述べておいた。
4)は印象ではあるのだが、一度上がったランクはあまり落ちないこと、そしてランクの高いサイトからリンクされると少々のことでは変化しない、というのが感じられる。レーティングは月単位で『カテゴリ別に』刻々と変化していて欲しいわな。新規ブログの伸び盛り加減とか見て楽しめそうだし。あるブログで今まで低かったカテゴリレーティングが急上昇したら、中の人に何かイベントが起きたんじゃないかと勘ぐれたり。英国人ならそれにベッティングするところか。
ある意味ブログへ特化したPageRankの構築みたいな案だが、叩き台にでもなることがあればこれ幸いと云うことでー
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