サイエンス・リテラシ
とっつきがいい、ということは結構大事だと思う。
天動説に関するエントリその2(その1もあるよ)へのトラックバックを頂いて見に逝った時にも感じたことだが。
こうしてブログを書いているが、今の更新頻度を保てるのも更新しやすいUI(ユーザインターフェイス)に支えられている。また、私はかれこれ10年来のマカーであるが、気にいっているのは目的達成(写真のレタッチとか文章書くとか)の際に襲いかかるハードルが少ないからである。無論最近ではMS系も熟れて来ており、差はあまり感じなくなってはいるが、使い慣れてるからね。
さて、サイエンス。よくわかりたい人はかなりの数だと思うのだが、何分取っ付きが良く無いものが多い。特に最先端、悪過ぎ。私もそうしたニュース記事を各新聞社のサイトで見ることが多くなったが、時おり目から汗が出て止まらなくなりそうな記事に出会う。四大誌で言えば、産経は科学コーナーが無いので論外として、厳しいのは読売とか読売とか読売とか。英文記事のほぼ直訳に近い記事だったり、わざと分かりにくく書いてるのかと思わせる記事だったり。朝日と毎日は比較的いい。政治、経済は素晴らしく香ばしいのに何故だ。特に毎日は理系白書のコーナーをつくったりしていて、意気込みは感じられる。脇の甘いところはあるが。
ただ、それだけでは物足りない時もある。ライフサイエンス分野に限ると、英語記事ならPubMedと言うフリー文献検索サイトで、最低アブストラクトは閲覧できるのだが、やはり英語だと手こずる人は少なく無いだろう。私も分野が異なれば正直無理。気合いの無い俺にわかるかバーカ。日本語なら少しはましになる。また、有料のものには良質なのもあるが、趣味としては値が張るものが多い。そこで無料のサービスに絞り込みたい。
私のお勧めはScience誌とNature誌の日本語アブストラクトだ。前者はリコーのボランティア?によるもので、後者はNature誌の販促の一環でアブストラクトのみを無料で提供(但しメアド等の登録が必要)している。見ていて謎な言葉がでてきたら、ぐーぐる先生に聞きたまえ。引っかからない時はしばらく寝かせてもう一度。
医学系ならば、New England Journal of Medicine等もある。またはてなで類似の質問もされていた。参考までに。
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