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もしもし(BSE関連記事について)

 BSEに関連した牛肉の安全性に関して、国の食品安全委員会のプリオン専門調査会が中間報告書をまとめたそうだ。それについての記事が毎日から出ている。
一読しての感想。
ちゃんと勉強しろバカ
 Massie池田の全頭検査の正しい知識BSE騒動の本質ぐらいは目を通してから記事を書かれるのがよろしいかと。

 実際の記事から抜粋してコメントさせてもらう。
記者の目:BSE中間報告 小島正美(生活家庭部)(毎日新聞)


 国の食品安全委員会のプリオン専門調査会(座長・吉川泰弘東京大教授)が、生後20カ月以下の牛をBSE(牛海綿状脳症)検査から外すことを容認する中間報告書をまとめた。これを受けて厚生労働省と農水省は、検査体制を見直して米国産牛肉の輸入再開の条件を探ることになるが、調査会でのやりとりを聞いていて、肝心なリスク評価の議論が少なかった気がする。

ほう、由々しきことですな。中間報告書がweb上で発表(pdfファイル)されてますが、読まれましたか?

 リスクとは健康被害が生じる確率のことで、食品安全委員会は昨年7月、食品に含まれる有害な物質が人の健康に及ぼすリスクを評価する機関としてスタートした。BSE問題でいえば、日本人が牛肉を食べて、BSEに感染するリスクがどの程度かを評価することだ。このリスクの考え方でいくと、毒性の強いものでも、人が摂取する確率が極めて少なくゼロに近ければ、リスクはごく小さいことになる。

 マテ。
筆者のいうリスクの考え方はロシアンルーレットなんですか?
 リスクの大小を知りたい私としては、▽全頭検査▽調査を外す月齢を20カ月以下▽24カ月以下▽30カ月以下▽検査なし、に分けた場合、人への感染リスクにどれだけの差が出るかを数字で示すことが大事だと考える。しかし、「20カ月以下でも感染が見つかるかどうか」に議論が集中し、肝心の点を知ることはできなかった。

 いや、だからなぜ特定危険部位(SRM)除去をその中に含めない。
リスクの評価には食肉処理場で危険部位がどの程度確実に除去されているかの検証も必要になるが、この議論も少なかった。

 日本生活協同組合連合会(東京)など消費者団体から「解体時に脳にワイヤを入れる作業が日本の食肉処理場では行われているが、脳組織が血液に混じる恐れはないか。そうした作業によるリスクがどれくらいかの評価も十分に行われていない」などの指摘が出てくるのはもっともなことだ。


 中間報告書3-3-2-3 SRM除去によるリスク低減、を読んだかね。
 調査会の議論の中で、脳に一定量以上たまらない限り検査をしても異常プリオンが検出されないBSE検査の限界がわかった点は前進だと思うが、今でも全頭検査神話は生きている気がする。私が取材で訪れたある食肉処理場の担当者が「たとえ危険部位のとりこぼしがあっても、全頭検査をしているから大丈夫」と言ったのには驚いた。

 BSE検査の限界などはなからわかっとるわい。この筆者が今まで知らなかったとすればただの勉強不足。全頭検査神話を煽り立てたのはどこの誰だと小一時間(ry
 危険か危険でないかの結論を急ぎがちな日本だからこそ、一般の人にもわかりやすいリスク評価報告書が必要だ。米国政府がハーバード大学の専門機関にリスク評価を委託したように、日本も一度、リスク評価を専門にしている外部機関に依頼してみてはどうか。

 なぜ食品安全委員会の報告書ではダメなのか理解に苦しむ。ハーバード大の報告書は読みやすかったのか?そうした提案の前に、私は本記事の筆者に対して中間報告書の再読(読んでますよね?)、そして池田氏の前掲記事を読まれることを強く勧める。

 それでも心配で仕方の無い人へ。
牛肉は食うな。私は適度に食べます。テールとかは避けるだろうが。

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