ステレオグラム酔い
ひできさんのエントリーで思い出したこと。
十年程前ステレオグラムが流行っていた頃、何度やっても交差視ができなかった(未だに出来ない)。さておき、その時気付いたことがある。交差視でも平行視でも良いのだが、本を見つめて立体的に像が浮かび上がった後、その本をゆっくり回転させると、ある角度以上でいきなり目眩に襲われた。僕だけか、と思って周りの奴らにもやらせると同じ反応。角度も似ている。
一人おもしろがって色々なステレオグラムで試す。やはりどんな図においても、同じ角度で目眩が訪れる。これはどうも目の空間認知に関わるんだろうな、とは思ったが、専門外なのでそのまま放置。その手の疑問に答えてくれそうな人と会わなかったし、本も見つけられず今に至る。
ちなみに、周辺視を意識すると不思議な感覚が生まれたりする。お試しになることをお勧めする。
周辺視ではなく、中心視の方なのかも知れないけど、不思議な感覚だったな。
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Comments
Giraudさん、はじめまして、おはようございます、
トラックバックありがとうございます。
「へぇ~」ボタンを連発したい感じです。そうなんですか!そういう現象は知りませんでした。元の私の研究室の先生に教えてあげたいです。
なんとなく本文にも書いた「宇宙酔い」とかと関連あるのかもしれませんね。「宇宙酔い」って確か、自分の平衡感覚とは別に視覚の感覚だけ動いてしまうとなるとかって言ってたと記憶しております。
いやあ、おもしろいお話です。
Posted by: ひでき | August 16, 2004 09:59 AM
ひできさん、どもです。
僕も「宇宙酔い」と関連してると思います。いつか疑似体験できればいいなと。
視覚は時折うだうだと考えるんですけど、他の五感に比べ依存度が高いのが問題の一つじゃ無いか、と。
Posted by: giraud | August 16, 2004 02:48 PM